農場紹介

モシリトイ・ファームへようこそ。

モシリトイ・ファームは、国際的スキー場として知られる北海道ニセコ町に位置し、近くにはパワースポットとして知られる蝦夷富士、羊蹄山、そして清流で有名な尻別川が流れています。

ファームの周りは大規模な畑や水田が広がり、大自然の山々に囲まれた風光明媚な場所です。

「モシリトイ」とは、アイヌ語で「大地(北海道)の土」という意味です。自然に恵まれた北海道の大地、それを構成する「土」そのものを生かした農場を作りたいという思いで名付けました。

農産物の特徴
① 豆類はすべて収穫後「ニオ積み」して大地で自然乾燥させているので、自然の風味が味わえます。 お米に関しても低温でゆっくり籾の負担にならないよう気を付けてます。高温過ぎると種として使えなくなるからです。

② 自家採取にこだわっています。豆類は種として、土に撒くことも可能です。

③ 無農薬、無肥料栽培にこだわっています。そして籾殻、ワラなど農産物といっしょに出たものは、すべて大地に返します。

④ 微生物による発酵液を培養して散布してます。微生物は共存共栄の世界なので、いいと思ったものは地場菌も含めていろいろかけ合わせて作ってます。

畑では主に大豆、黒豆、小豆、そして田んぼでお米を作っています。

お米の栽培に関しては、栽培を始めて5年ほど経ちますが、まだまだ収量も少なく自然栽培収量V字曲線の底をウロウロ状態が続いてます。

北海道への思い
都会で育ち農業の世界も知らずこの世界に飛び込んできましたが、北海道の大自然、そして暖かく、時に厳しく見守ってくれる農業の先輩方や友人達のおかげで、ここまで続けて来られたというのが今の率直な実感です。

北海道には大自然と同様、全てを包み込む大らかな心があるように思います。そして周りの農家さんの多くは昔、開拓民として入植してきた3,4代目で、厳しい環境の中を必死に生き抜いてきた記憶が今も農家さん一人一人の背中に垣間見ることがあります。

農業の技術だけでなく、生きるために必要な術べも含めて多くの知恵を日々教えて頂いている状況ですが、いつかは僕も背中で語れる百姓になりたい。そして北海道に速く恩返しができるよう今後も精進に励みたいと思います。 ありがとうございました。

自然栽培について知りたい方はこちらの動画をどうぞ。

農場主プロフィール
小さい頃から重度のアトピーを患い、食や環境の問題に目を向けるようになる。20代の頃、マザーテレサやサイババの施設を訪ね、持続可能な暮らし方に興味を持つ。後にフィンドホーン、クリスタルウォーターズなど世界のエコビレッジを回りWWOOF体験。レインボーバレーファームにてパーマカルチャーデザイナーを取得。

2002年東京から北海道へ移住、2004年にモシリトイ・ファーム立ち上げ、地球、人にやさしい無農薬・無肥料による発酵循環農法に取り組んでいます。